企業側から見た就職活動戦略を考える

先日就職活動が本格的に解禁されましたが、
本日は企業側の視点から、就職活動を分析してみたいと思います!
 
※16卒採用データです。 
 
本記事は上記のレポートを参考に執筆しております。
 

まずは基礎知識から!

 

学生はどのくらい内定を獲得している?

学生のおよそ8割が内定を獲得し、4社から内定を獲得した学生も全体のおよそ2割もいることがわかります。
 

何を基準に企業を選択??

学生は、
●社風がよい
仕事に魅力を感じる
●安定性がある などを入社の決め手としているようです。
 

「仕事に魅力を感じる」からのヒント

この中の、「仕事に魅力がある」という部分は非常に面白い結果だと考えています。よっぽどな業界や職種ではない限り、特別な仕事というのは存在しないわけですが、如何に企業側の「仕事のみせ方」が重要かがわかります。
逆に言えば、「みせ方」を工夫すれば、ある程度学生の入社の決め手を抑えることができるとも言えるわけですね!
 

企業の課題について

 さて、ここからは採用活動における企業側の課題をみていきます!
 

超短期戦企業の就職活動

超短期での採用活動は企業も同じです。実際エントリーを開始する企業のおよそ8割が3月からのスタートとなっています。
大手も中小も一斉にスタートするわけですから、これはもう瞬発力勝負になります。具体的に言えば、やはりネームバリューのある会社が圧倒的に有利になるわけです。
 

企業の就職活動の悩み

さらに、就職活動が進む中で企業側が具体的に抱えている課題をみていくと、 
 
●説明会の参加率の悪さ
●内定辞退
●母集団形成がうまくいかない などが挙げられます。
 

ちなみに学生はどのように動いているかというと・・・・

プレエントリー  平均61社
説明会への参加  平均23
受験した企業   平均16社
面接を受けた企業 平均7社
※8月1日まで
 
となっており、明らかに説明会の参加数が減少していることがわかります。
 
そもそも学生は、プレエントリーで半ば強引にエントリーするものの、説明会に参加する頃には、かなりの企業数を絞ってしまう傾向にあります。
 
就職情報サイト解禁の元、
 
とりあえず、エントリー」してしまっているのです。
 
よって、企業側からしたら説明会の参加率が悪くなるのは当然だといえるわけです。
 
そして、肝心の説明会事態流としては、こちらのサイトにもあるように、
 
●スケジュールが合わない
●体調不良 
などなど好き勝手言い放題・・・・
 
そりゃ採用が大変な訳です笑
 

さらに面白いデータも・・・・

さて、散々学生の都合に振り回されている企業ですが、
次年度以降取り入れたいものとしては、
 
●就職情報サイト(えっ!)
●合同会社説明会
●学内会社説明会
●個別説明会 などを強化していきたいとのこと。
 
もちろん就職情報サイトに登録しないと集客は非常に難しくなるわけですが、
集客したところで、学生のプレエントリーは大手以外もはや適当ですから、
企業はますます説明会への参加率が悪化していきそうですね。
 
結局は、学生との接近戦に持ち込み、いかに口説くか重要になってきそうですし、
そもそも就職情報サイトから確実に説明会への参加を促す施策が必要ですね。
 

 広報活動で強化している分野

また、企業が広報活動で使用しているベスト3としては、下記のようになっています。
 
● 就職サイト
● 合同説明会
● 学内セミナー
 
ちなみにあまり力に力を入れていない分野をみてみると
 
● ダイレクトメール
● LINE
●   Facebook などなどいずれも現代において必須なコミュニケーションツールばかりなんですが、就職活動ではまったく活用されていないという不自然さが半端ないですよね。
 
やはり企業側がツールを扱えない、リスクを負いたくない、など消極的な姿勢が垣間見えているような気がします。
 
逆に言えば、このあたりを積極的に活用することができれば、コミュニケーションの観点から、大きく他の企業とは差をつけることができそうですね。
 

企業と学生のアピールポイントがすれ違っている件

企業としてはアピールポイントとして、
 
●コミュニケーションン能力の高さ
●誠実さ、信頼度
 
など重視しているとのことです。
しかし実際には、働いたことのない学生にとってコミュニケーションが一体何であるのかどうかというのは、「良くわからない。」というのが実態ではないでしょうか。
事実アンケートによると、学生は、企業側ほどコミュニケーションスキルがアピールポイントになるとは認識していません。
 
よって、企業側は学生に対して、コミュニケーションを使用した場面を、話の中から引き出し、学生のよりコアな部分まで聞き出す必要がありそうです。
(あんまりやりすぎると疑っているようにみえるし・・・大変だ・・・・)
 
一方学生がアピールできるポイントとして挙げているのが、
 
●アルバイト経験
●サークル活動 などがあります。
 
先ほども述べましたが、企業側はこれらのアピールポイントからより一歩踏み込んだ学生の姿に迫っていく必要があります。
 
事実学生は、サークル会長、サークル副会長、バイトリーダー、バイト副リーダーなど肩書に強くこだわる傾向がありますから余計に注意深く内面を掘り下げる必要があります。

 

恐ろしい事実も判明

また、恐ろしいことに、学生の「企業への意欲、興味」がアピールポイントとしてものすごく低いことです。なんとアルバイトの経験やサークル活動体験よりもアピールポイントとして低い結果となっています。
 
やはり学生としては、この会社で働くか、よりもとりあえず内定を獲得する!という傾向が強いようですね。
 

まとめ

今回の記事では、就職活動で苦戦する企業の現状の基本情報を書きましたが、
これだけの情報でも、いかに超売り手市場の中で企業側が苦戦しているのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
 
また、先ほども述べましたが、結局のところ学生は、
 
この会社で働くか、よりもとりあえず内定を獲得する!
 
ことが大切なわけですから、採用戦略としては内定を出すことよりも、
内定後が重要になってくるわけです。
 
このあたりの話はまた次回・・・・